ちょっと粋なフランス語表現 ~d’autant plus/moins que~

フランス語の学習を始めて一番最初に学ぶ「理由」を説明する表現が”C’est~~~parce que~~~”です。ある程度学習を進めている方ならもうお気づきの通り、フランス人はもう本当に”parce que”が好きです。マクドナルドでチーズバーガーにするのか、テリヤキバーガーにするのかを選ぶ時ですら、”parce que”を使って理由や論理性をとことん主張しないと気が済まない。”C’est just comme ça”(何となく)なんて言うことは外国人の私ですら時としてはばかられることがありました(笑)だから日常生活でフランス人と一緒に過ごしていると、冗談ではなく5秒に1回は聞くんじゃないかというくらいこの表現は本当によく使われます。

ですが同時に、先日の投稿で申し上げたようにフランス語は「繰り返し」が基本的に好まれません。理由説明が大好きなフランス人ではありますが、”parce que”ばかりをヘビーローテで使い続けるのは、実際聞いていてちょっと子供っぽい感じがします(小学生くらいだと語彙が不足していることもあり、延々と”parce que”を使い続けます)。じゃあ大人たちはどうしているのかと言えば、