徹底して英語、その理由

 当塾で教える英語は、大手有名進学塾で教えるような「受験のテクニック」ではありません。それどころか、受験合格という目標さえ明確には掲げているわけではありません。学校で生徒たちが利用している教科書の理解を徹底させること、それが当塾の基本的な基本理念です。このように書くと、受験対策はしないのか、と不安に思われる親御様も少なくないかもしれません。

 高校生の進路は、果たして大学進学だけでしょうか?小学校・中学校・高校の教科書を拝見させていただく中で、最近の学校での学習内容は単なる英語スキルの習得だけではなく、社会問題や国際問題への関心を高め、それらに対して生徒一人一人が意見を持ち、外国語で意思表示するためのスキルの育成がそのゴールとされています。

 例えばフードロス、プラスチック廃棄、SDGsの問題。「持続可能な開発目標」というワードは、私は社会人時代に日経新聞やビジネス雑誌を読みながら学習した記憶があるような重たいテーマです。それらは一部の意識の高いビジネスマン、外資系企業や国際機関に勤める人間が気にすればいいテーマだと思っていました。しかし今では当たり前のように教科書に並び、過去には入試問題の自由英作文のテーマとして取り上げる学校もあります(金大付属高校・2020年英語・第四問)。これは素直に嬉しい驚きです。幼少期からこうした問題を当たり前のように学校で学び、興味を持てば、海外の学校で実際に学んでみたいと思う学生が出てきてもおかしくはないはず。そしてそうした学生向けの語学サポート、留学準備を手伝う塾が、大学受験サポートを行う塾と同じようにあってもおかしくはないはず。

 実際、そうした高い問題意識を持った中学生・高校生が近年、続々と海外進学を目指すようになってきています。そう、意識の高い優秀な学生にとっては、日本国内の有名大学進学でさえ「数ある進路選択肢の一つ」でしか無くなってきているのです。海外進学をしない学生でも、日本の大学進学後に海外の大学へ交換留学や正規留学という形で、更なる見聞を広めようという学生は年々増加しています。こうした学びを加速させるための最も強力なツールは、今も昔もやはり語学力、それも「英語プラスワン」が求められる時代になってきています。当塾はそうした時代の流れに対応すべく、そして塾長である私の留学経験を次世代に伝えるとともに世界に羽ばたいていってもらいたいとの思いから、この度NPO法人RCA留学アドバイザー資格を取得し留学支援事業を開始いたしました。当塾はこのように「外国語教育」そして「留学支援事業」という二本の柱を軸として、一人でも多くの外国語学習者の「夢・実現」に向けた事業を進めてまいります。

 

 また進学する学生がすべてとは限りません。家庭の都合で、高校卒業後は親の家業を継ぐ学生、専門学校に通って就職準備を始める学生、高卒と同時に社会人を始める学生もいるはず。では彼らには英語教育は必要ないか、卒業資格を得る程度にほどほどに学んでおけばいいのかと言えば、当塾はそうではないと考えます。

 例えば家業を継がれる方。石川県は物づくりの盛んな地で、全国規模で名の知られたメーカーも多い。例えば工業高校や専門学校からそうした企業に就職を希望される学生は、将来必ず海外顧客と接点を持つことになるでしょう。その時に「英語は全く分かりません」ではせっかくのチャンスを逃すことになりとても勿体ないことです。また石川県は金沢をはじめ外国人旅行者の訪問数も多い地です。例えば観光産業にかかわりたいと思って専門学校を目指される学生の方にとって英語は必須の能力でしょう。どのような道に進むにせよ「英語が得意です」というアピールは、進学だけではなく就職やその後のキャリア形成にとても強い武器となります。

 実際、私の社会人経験の中でも実務スキルがありながら「英語が苦手で・・・」という同僚や後輩の姿、そのために海外勤務や、海外のクライアントを任せてもらえるようなチャンスを逃してしまっている方を多く見てきました。管理職クラスの方でさえ苦手とされる、もしくは全く話せない(だから部下に任せる)という方が意外にも多かったのを記憶しています。だから「任せてください!」名乗りを上げることができることは、キャリアも社会人経験値も浅い若手にとってはかなり有効なアピールポイントになるのです。

 働き盛りのビジネスパーソンの多くが社会人になってからも英語に苦しめられているという現実。企業では10年も経験値があれば立派にその分野のスペシャリストとして認められます。その同じ10年という時間が、頭の一番柔軟で吸収力のあるはずの中学校から大学卒業まで英語学習に費やされているにも関わらず、「英語はできません」という大卒社会人が後を絶たないのは一体なぜなのか。それはおそらく習ってきた語学学習の質、つまり「言葉を学ぶ」ということのリアリティーがどれだけあったか、という点ではないかなと考えています。現地で様々に苦しみながら、やっとの思いで身につけた「サバイバルできる」語学スキル、そのリアリティーをお伝えできることが、他塾に負けない当塾最大の強みとなるでしょう。

 まずは当塾に相談をしていただければと思います。お気軽に、まずは生徒の色々なお話を聞かせてください!