中高生のための留学情報④ 〜チャンスはたくさん!財団法人EIL公募型留学のご紹介〜

「中高生のための留学情報」第四弾は公益財団法人EILによる、2023年度・公募型留学のご紹介です。

今回のEILによる公募型留学も、以前にご紹介したAFSのプログラム同様公的(非営利)組織による派遣留学となります。2023年度の派遣プログラムですが、早速4月から応募が始まりますのでご検討の方はそろそろ準備を始められたほうが良いかなと思います。

このEILプログラムの特徴の一つは、AFSと同様滞在がボランティア・ファミリーによるホーム・ステイ形式、つまり食費・滞在費が無償となる点です。留学費用のうち少なくない割合を占めるこの住居費・食費を、ボランティアファミリーが全て支えてくれるというのは非常にありがたい内容です。

未成年留学でどうしても気になってしまうのは、やはり「住居」の問題でしょう。どうやって住居を探すのか、といった悩みだけではなく、留学費用のなかで最も費用がかかるのは「住居費」だといっても過言ではありません。

そしてホームステイに必ず付きまとう悩みが「ホストファミリーとの相性」の問題です。ですがこのEILもAFS同様、滞在国の各地域のホストファミリーを広く応募し、厳選しているとのことですからその点も安心だと言えるでしょう。

ですから、こうしたボランティアベースの公的組織が主催している留学プログラムというのは、費用の面からも非常に安心だと言えます。

そしてAFSの公募プログラムとの大きな違いは、AFSのプログラムは応募期間が4月中旬~5月中旬の年一回のみとなるのに対し、EFIは4月から翌年1月の最終応募まで毎月選考が行われる、ということでしょう。そのため、AFSとEFIとを併願することを是非お勧めしたいと思います。仮にAFSの選考に漏れてしまったとしても、EFIで敗者復活の可能性が十分にあるからです。

気になる選考書類、ショートエッセイの課題は「①交換留学を志望する理由(400字)」「②交換留学生として私が貢献できること(400字)」の計テーマ、そして二次試験では英語応用力テストとして”ELTiS”が課されます。

“ELTiS”とは留学生向けの英語試験で、試験問題はパッと見た感じ”TOEFL Junior”と出題形式が似ていました。ですから”TOEFL Junior”をしっかり勉強していればおそらく”ELTiS”も十分対策が立てられると思います。

その他、当投稿内では語り尽くせないほどたくさんのおすすめポイントのあるこのプログラムの詳細については、以下のFacebook動画から詳細をご覧いただければ幸いです。