【最新】【石川高専2021】入試英語を解いてみた!所感・解説と来春の対策

みなさま いかがおすごしでしょうか? 北陸学院、星稜高校に引き続き、第三弾も当塾HPのアクセス数が比較的多かった石川高専の入試英語解説です! 石川高専は国立高専ということもあり、大学編入制度もありますから、理系進学者の学生には根強い人気を誇っていますね。 さて入試問題にチャレンジ!いつもの採点結果は以下の証拠写真からご覧ください!

 

2021年度の採点結果は・・・パーフェクト(満点)でした2020年度が「2問間違い」でしたから、この一年間での指導を通じて私自身が成長できた証でもあります笑。

初めに総括から。難易度としては中程度、きわめてスタンダードなレベルです。少なくとも英語についていえば金大付属のように、国立高校ということを変に意識する必要は全くありません(断言)。問題は素直な問いで、リスニング試験もありません。他の科目は分かりませんが、少なくとも英語については教科書レベルの知識をしっかり定着させておけば問題ないかと思われます。難問・奇問の類も全く見られず、素の英語力が試される感じでしょうかね。

むしろ高専であれば数学や理科など、理系科目の重点が多いでしょうから「英語はそこそこ」と割り切ってもいいかもしれません!

第一問:選択問題(同じ内容となる表現の組合せ)

第一問は問題文の示す通り「二つの英文がほぼ同じ意味をあらわす」ような組み合わせを選ばせるもの。内容は教科書レベルの単語・文法をしっかりおさえておけば全く問題ありません。

1.「私と彼女はお互いに助け合う」という表現を作ります

・”… and she (A) helps me.” → 「彼女私を手伝う」という意味で”too”や”also”が入ることが分かります。

・”she and I help (B).” → 「お互いに手伝い合う」という意味で”each other”が入ることが分かります。

2. 「何も言わない」という表現を作ります。

・”didn’t say (A)” → ”not~any”の表現を覚えていれば”anything”が入ることが分かります。

・”said (B)” → ”not~any”と同じ表現は”nothing”ですから、”nothing”が入ることが分かります。

3. 「分からない」という表現を作ります。

・”(A) how to send an e-mail” → 方法を「知らない」という意味ですから”don’t(doesn’t) know”が入ることが分かります。

・”(B) send an e-mail” → 「できない」という意味で”cannot (can’t)”が入ることが分かります。

4. 「楽しい時間を過ごした」という表現を作ります。

・”(A) her birthday party” → ”enjoyed”が入ることが分かります。

・”I had a (B) time” → ”good”, “fun”が入ることが分かります。

5. 「~年前に建てられた」という表現を作ります。

・”Our school was (A)” → ”built”が入ることが分かります。

・”Our school is eighty years (B)” → 「80年前に建てられた」ということは「80年経過している」ということですから”old”が入ることが分かります。 いずれも非常に平易な内容の出題ですから、教科書の内容をしっかりおさえておけば何の問題のありません。敢えての対策と言えば「言換え問題」に習熟しておくことくらいでしょうか。ここでは当塾も利用するテキストをご紹介しましょう。いずれも文英堂出版『シグマベスト』シリーズですが、

・『最高水準問題集 英語 中学3年』

・『最高水準問題集 高校入試 英語』

・『最高水準特進問題集 英語 中学2年/3年』

が良いかと思います。これらのテキストで「各組の2文がほぼ同じ意味をあらわすように、空欄補充をさせる」形式の練習問題が豊富に収録されているため、自習用としてもこれらのテキストは優れものです。また石川高専・専願受験の場合は直接影響はありませんが、公立高校を併願する場合は英作文スキルは必須となりますので、第一問の言換え問題を通じて語彙力も同時に養うような訓練を心がけてみて下さい。言換え表現の引き出しが増えると自由英作文の表現力も上がります。

第二問:選択問題(正しい会話文の応答選択)

昨年同様、第二問も選択問題ですが、会話文章の中で正しい応答内容を選択させるものです。短い会話文章ですのですべてを読んでも時間が足りなくなることはありません。それでは解説をしていきましょう。

1.B:()→ A:That’s good. You should always…. とありますから、空欄には「何か良いことをした」というニュアンスの表現が来ることが分かります。 ではその「良いこと」を考えればいいわけなのですが、ヒントは直前の文章は”Did you wash your hands~?”という問いかけです。つまり「ちゃんと手を洗った」という内容であることが分かるかと思います。したがって選択肢”ア I washed my face in the morning.”が正解です。

2. B: Well, (). Follow me, please. この一文を読んだだけでも「道案内に関する内容」だと理解できます。そして道案内をする人が”Follow me”というシチュエーションは「私は道を知っている」「私もちょうどそこに行こうとしていた」といった内容であることが分かるかと思います。したがって選択肢”ウ I’m going to go there, too.”が正解です。

3. B:If you want to go there, () the Blue Line. この一文を読んだだけでも「Blue Lineにのりなさい」という表現を作ればよいことが分かるかと思います。したがって選択肢”エ you must get on”が正解です。選択肢ウが紛らわしいですが”try on”は「服を試着する」の意味ですから文脈にそぐいません。

4. B:I’m sorry. () → A:It’s Suzuki. Aの”It’s Suzuki”がヒントになります。Bが何かに謝っていることに対してAが「鈴木です」と答えているのですから、「Aの名前を尋ねる」何かしらの表現が来ることが分かるかと思います。したがって選択肢”ア I couldn’t hear your name clearly.”が正解と分かります。選択肢”ウ Can I ask you something?”が紛らわしいですが、これは「何かお願いできませんか?」と依頼する表現になるので間違いです。

5. B:I broke my pen. I want a new one. () → A:Yes, I think we do. This way, please. 会話の流れから「ペンを壊してしまって新しいのが欲しい」という流れから「新しいのが欲しい」「別のものはありますか?」といった内容であることが推測できます。したがって選択肢”エ Do you have one like this?”が正解です。

第三問:文章読解

昨年同様第三問、第五問、第六問は文章読解問題が続きますが、第三問は空欄補充/内容把握が半々ずつ出題されています。

問一は単語・文法問題ですので全文を読む必要は全くなく、選択肢の一文を見るだけで解答可能です。問二は内容合致の選択肢を選ぶものなので、この問いのみが唯一文章読解問題となります。ここでも基本は選択肢の先読みです。ですがそれを意識する以前に、問一で文章全体の何分の一かは読むことになるため、文章全体の内容はおのずと想像できるのではないかと思います。第三問はあまり文章読解問題ということを意識することもなく解けるかと思います。