【北陸学院2021】入試英語を解いてみた!所感・解説と来春の対策①(リスニング)

みなさま いかがお過ごしでしょうか? 当塾は「社会人のためのやり直し中学英語」が先月で無事終了、いよいよ本格的な受験シーズン到来となりました。 昨年に引き続き去年も入試問題にチャレンジ!ということで2021年度の第一弾は、私立・北陸学院高等学校の英語入試問題(2021年)です。 理由は不明ですが、当塾のHPアクセスがこの北陸学院だけ異常に多かったことを踏まえ、ニーズのありそうな高校から最初に解説を行っていこうかと思います。そして採点結果は以下の証拠写真からご覧ください!


 2021年度・北陸学院の英語は・・・無事に「2問間違い」にとどめることが出来ました!😌去年はなんと悪夢の「9問間違い」でしたから、これは講師としても大きな成長がこの一年間であったとも言えますね笑。 全体の構成としては第一問がリスニング問題、以降は選択・空欄補充・並べ替え・読解問題ときわめてオーソドックスな出題形式で、奇問・悪門もなく難易度は中程度です。

 昨年同様のコメントにはなりますが、解答した所感としては出題テーマのバランスが取れており、比較的良問が多いなと感じました。リスニング問題もそれなりのボリュームと難易度があり、また並べ替え問題や文章読解も派手さはないですが基礎がしっかり定着しており、かつ文章題も正確に読み込めていないと私のように間違いやすい、入試問題としては良問の部類に入るのではないかなと思います。 さすがカトリック系の進学校で、英語をウリにしている学校ということもあり、英語に関しては国公立にも引けを取っておらず、まさに総合的に英語力が問われる良問と言えます。

 全般的な対策としては教科書の理解を完璧にしておくこと、読解問題を解き慣れておくこと、リスニングの耳を慣らしておくことで対応可能です。なお、昨年出題されたリスニング問題で「聞き取った会話文の内容を受けて、質問に対する英作文を書かせる」という形式が見られなかったので、おそらく難易度は多少減少したかなと思います。

 ですが2022年入試は「リスニング+英作文」が復活するかもしれませんし、2020年のような対策は万が一のことを考えるとしておいたほうが良いでしょう。※別の投稿でも2021年入試の解説をしておりますので、アーカイブよりご覧下さい。

 

第一問:リスニング問題

北陸学院のリスニング問題は県内の国公私立校の中でも随一の長さです。北陸学院の次に長いのは金大附属ですがそれでも15分程度。それに対して北陸学院のリスニングは20分超ですから、全体のほぼ半分の時間がリスニングに充てられます。つまり北陸学院の入試英語はリスニング対策をしっかりやらないと点数は伸ばせない、ある意味では「リスニングを制する者が英語を制す」と言えます。

そして出題も、試験時間が長いだけでなく文章のボリュームも結構あり、かつ一筋縄では解答できないものが多い。公立高校入試のリスニングであるような単語/表現の書きとりという単純な問いではなく、スクリプト全体の内容を問うているような形式です。高校入試のリスニングとしては良問の部類に入るかなと思います。いずれにしても北陸学院を目指す、ないし併願される方はリスニング対策は避けて通れないと思っておいてください。日頃の積み重ねが点数に如実に表れる試験だといえます。

ですが北陸学院のリスニング試験は、発音を聞く限り標準的な米語、かつ読上げ速度もスタンダードで、英検のリスニング試験に近い印象を受けます。おそらく学校のALTの先生方が話されているのでしょう。ですから難解な単語や熟語表現があるわけでも、特定の地域のアクセントのため聞き取りづらい、ということも全くありません。そのため中学校の教科書レベルの聞き取りができれば問題ありません。当塾でも”New Crown”を用いた問題演習をこの一年間行ってきましたが、教科書レベルの文法表現が理解できていれば問題無く対処ができます。ですから、焦らず教科書の理解を完璧にすることが先決です。

今年のリスニングの出題傾向は、昨年度のような「問題文の先読み」は特に求められておらず、その代わりに「スクリプト全体を満遍なく理解して応える」ことが求められていました。そのため、何が問われても良いように問題文の的確なメモ、特に数字や制約条件に関するインフォメーションを的確にメモることが求められます。英検学習などを通じて「リスニングのメモ書き」にも徐々に慣れるようにしていってください。

 

問一:読上げ文に対応する単語の選択