ガイダンス授業二回目 ~英語レッスン(一般の方)~ 構文の重要性と和文和訳について

 一般・英語ガイダンスの第二回目です。前回の初回ガイダンスを経ていよいよ今回から講義も本格化、お互いに気合も程よく高まってきています。学生の方にも役立つ和文英訳と英作文のコツについて、ご参考になれば幸いです。

授業開始前の夕食タイムです!腕によりをかけて作った有機カレーでおもてなしさせていただきました(^^♪

本日は前回講義の続きからスタートですが、本日の重要ポイントは「構文の重要性について」でした。我流で考えた文章を相手に的確に理解してもらえるようになるのは、母国語であったとしても訓練が必要ですよね。相手が誰であろうと効果的に、誤解なく自分の主張を伝え、理解してもらうための「理解の型(器)」ともいうべきもの、それが構文(英構文)です。

本日ご紹介した構文および表現は、”①It is not (that) A, but (that) B“と②”otherwise“です。

①は「A(ということ)ではなくB(ということ)だ」という、AとBとの対比を表現する構文です。構文というほど大げさなものではないのですが、簡単に文章を構造化できる表現です。AやBが名詞なら”It’s not A, but B“、逆にAやBが節(S+V)なら”It is not that A, but that B“とthatを節の前に置く必要があります。いずれにしてもこの構文を利用することでかなり文章全体の構造が見やすくなり、したがって「相手に伝わりやすい」英文を構成することができるのです。

 生徒の方も、この点が本日の一番の「目からウロコ」ポイントだとおっしゃっていただきました。やはり構文を意識するのとしないのとでは、相手にとっての文章の読みやすさ、伝わりやすさが全然違ってきます。

また②の”otherwise”もとても良く使われる便利な表現です。何が便利かというと「さもなければ」という訳語を逐一文章で言わなくてよいからです。普通の条件節で書き直すとなると、”If you don’t ~“といちいち書き連ねていかなければならず、そしてそのたびに時制の一致を気にしなければならず、結構面倒くさいのです。そんな時は“Otherwise, ~”とこの単語を使えば簡単に脅し文句が出来上がります(笑)例えば日常会話でも、

 例)I’ll go if you go with me, otherwise, I won’t.(一緒に来てくれるなら行くけど、そうじゃなければ、行かないよ)

みたいな感じで日常会話でも使います。ついつい真面目に”if you won’t come with me~”と言いたくなってしまうのですが、すでに言ったことを繰り返すので少し野暮ったい感じがします。単純に直前の会話/文章の条件を否定して「そうでなければ~」と言いたい場合は、文語・口語問わずこの”otherwise”にチャレンジしてみて下さい

また本日のもう一つの重要ポイントが「和文和訳の重要性について」です。これは英語だけに限った話ではありませんが、「その日本語、どうやって英語に直すの?」っていうくらいコチコチの日本語文章、ありますよね(笑)

コチコチの日本語をそのまま英語に訳そうとしても、難しい場合が多い(というか不可能です)そんな時は和文和訳、つまり翻訳しやすい日本語に日本語を翻訳する作業が効果的です。本日のお客様が悩まれていた文章は、著名な投資家ジム・ロジャース氏の次のようなコメントです。

【文章】価値があると“思う”だけでは投資をしてはいけない。価値があると“思っている”のではなくて、価値があることを“知っている”ことが重要なのである。

皆さんならどう訳しますか?今回の授業では「価値があると“思っている”のではなくて、価値があることを“知っている”ことが重要なのである」の箇所をどうやって訳そうか、ということで、上記の構文の話も交えながらみっちりレクチャーさせていただきました。

まあ一番早いのはジム・ロジャース氏の本を原文で読むこと(笑)ですがそれは最後の答え合わせに取っておきましょう。色々な和文和訳ができるかと思いますが、一例として

 価値があると”思っている”(のではなくて)

 →重要なのは、私がそれに「価値がある」と思っていることではない

 →私がそれに「価値がある」と思っていることが、重要なのではない

太字の箇所を補足して考えると、「AはBではない」もしくは「重要なのはAではない」という構文に簡単に落とし込むことができます。あとはこのAやBにどういった文章を当てはめるか?ということを考えればOKです。構文に落とし込んで考えるというポイントがとても重要です。まさに和文和訳の作業とは、このようにどういった構文を使おうか、どういった構文に落とし込めるかを考えるプロセスそのものなのです。

和文英訳(英作文)は、簡単な文章から複雑な文章まで、この構文に落とし込んで考えるという作業が必然的に伴います。とても奥の深い作業ですね。独学でも、グループワークでいろいろ意見を出し合いながらでも、様々な形で勉強ができますので和文英訳は勉強方法としてとてもおススメです。

 今回の授業風景の一部をYoutubeでもアップさせていただきましたので、ご興味を持たれましたら学習塾Yuのチャネルよりご覧ください!(https://youtu.be/7w7oW1OqZZ0