【金沢高校2020】入試英語を解いてみた!所感・解説と来春の対策

 入試問題にチャレンジ!企画の第六弾は、私立・金沢高等学校の英語入試問題(2020年)です。いつもの採点結果は以下の証拠写真からご覧ください!

 

 2020年度のみですが「2問間違い+△2問(減点対象)」でした。例によって「選択式問題で間違えた数」を公開するのみにとどめます。また英作文は採点対象外としています。

 金沢高校で特徴的な出題は、最後の問題で自由英作文が課されていることでしょうか。また最初の第一問・第二問がいきなり読解問題、その後第三問で単語問題、最後に自由英作文、という出題なので、明らかに第三問の単語問題から解くのが良いでしょう

 初めに総括から。先日の石川高専と難易度は同程度か、より平易でした。リスニング試験もありません。他の科目は分かりませんが、少なくとも英語については教科書レベルの知識をしっかり定着させておけば問題ないかと思われます。難問・奇問の類も全く見られませんので、中級程度の問題集で基礎をしっかり固めておけば問題ありません。がやはり最大の山は自由英作文なので、そこはしっかり対策しましょう。巻末で詳しく解説します。

第一問:読解問題

先日の石川高専・第五問と同様、明らかに日本人が書いたような英文で、内容が文頭から文末まで論理展開、メリハリなくだらだらと展開されるパターンです(私はこういう文章が大嫌い!)。石川高専の第五問解説でもお伝えした通り、パラグラフ・ライティングに全く則っていないため、仕方がないので頭から文章を読んで内容を逐次メモっていくことが唯一の対応でしょうか。

ただし、この手の文章の場合は各問を順番に解いていく中で次第に全体の内容が分かっていくような仕組みにはなっているので、各問を丁寧に解いていき、最後の「本文に合致する内容の選択肢を~」の設問に備えるようにしましょう。

読解問題の基本ですが選択肢や問題文を先読みすること、もし問題文だけを読んで解答できる内容のものがあれば即回答する、というのがセオリーです。例えば

 問一:下線部①が「私はとても驚いた」という意味をあらわすように~

  →文章を読まなくても”I was surprised a lot“, “I was very much surprised“が即答できます。

 問三:下線部③が「それが私を幸せにした」という意味をあらわすように~

  →文章を読まなくても”(it) made me happy“が即答できます。

などです。こうした細かいところで時間を節約できるようにしましょう。その他、各問のポイントを概説すると

 問二:下線部②(that)はどのようなことを指しているか?

  →”After that, …”とあるので、それ以前の文章(パラグラフ)の内容要約ができればOK

 問四:下線部④(”She taught herself”)とは具体的にどういうことか?

  →”teach oneself”(独学する)という表現を特に覚えている必要はありません。直前の文章”She has not studied at an art school to learn how to draw”(美術学校で絵の描き方を学んだことは今までなかった)の後続文章なので、「独学で絵を学んだ」ということが文脈からおのずと導き出せます

 見慣れない表現や知らない表現の説明、言換えを問われることがある場合は前後の文脈から意味を推測して解答する訓練をしましょう。この訓練が効果的なのは①仮にこの箇所が空欄補充問題であっても対応可能②コンテキスト推測の訓練になる③将来センター試験でも同内容の問いが問われる(笑)、ということ。日頃から電子辞書に頼る機会が多い方に有効です。辞書を引くことは大切ですが、意味を推測してから確認することで効率的に記憶に定着させることができます。

 問五:空欄補充