突然ですが、あなたの「志」は何ですか?

 

開塾1年を迎えるにあたり、当塾が目指している理念を「志」という形でお伝えできればと思っています。

学習塾Yuの志宣言

私の志、そして当塾設立の志は「地方から日本や世界の未来を担う人材を育てる」ことです。

 都市部と地方との間には様々に格差が存在していますが、その最も大きなものは「教育格差」だと考えています。この教育格差は地域経済そのものを根本から支える重要な要素の一つです。  

 経済が回るためには産業が無ければならない。そして産業を興すためには知恵が無ければならない。しかし残念なことに、産業を興すためのその知恵、つまり若者の頭脳が、地方から都市部に流出し続けているという厳しい現実があります。  

 なぜでしょうか?  

 それは大多数の若者が、物心ついたころからすでに「自分の街には仕事がない、産業がない、未来がない」と、自分たちの生まれ育った町に対して醒めてしまっているからです。よりよいサラリー、刺激的で楽しい生活を求めて人々は地方から都市へと移住し、そのことによっていっそう地方の産業が廃れ、そしてさらに人が流出していくという悪循環が形成されています。私の住む小松市も、移住してから一年間ほど暮らす中で分かってきましたが、グローバル・カンパニーとして認知されているコマツ建機の本社があるここ小松市ですらそれは例外ではありません。  

 こうした悪循環を断つためには、地域ならではの産業をおこし人を呼び込むことで、自治体の税収が潤い、そのことでより住みやすい街となり、それがきっかけとなってさらに人が増えるという好循環を生んでいくしかありません。その産業を興す、起業するための知恵のベースとなるものが教育だと考えています。  

 そして教育環境そのものも人を引き付ける要素になるだろうと考えています。例えば東京や大阪でも受けることが難しいユニークな教育がその地方都市でしか学べないとしたら、親御さんはどう考えるでしょうか?おそらく東京や大阪在住の方であっても、わざわざその地域に引っ越してくるのではないでしょうか?もしくはオンライン講座などあらゆる手段で我が子を受講させたいと思うのではないでしょうか?

 以前に「子供にプログラミング教育をさせたくて、オンラインでインドの技術者から習っている」という親御さんの話を伺ったことがありました。良くも悪くもコロナ禍で、日常のあらゆる接触機会がオンライン化された結果、このような風潮が生まれつつあります。  

 子供にいい教育を受けさせたいと思っても、世の中には待機児童の問題、高い生活費や高騰する教育費の問題、加熱するお受験教育、限られた住居スペース、いつどこで危険人物に出会うかもわからない、そしていつ起きるかもしれない巨大地震や天災などのリスクを抱えた大都市での生活は、多くの親御様にとって頭の痛い問題でもあると言えるでしょう。

 地方移住がそれらの問題や悩みを容易に解決できるとは思いませんが、少なくとも教育面では大都市でも地方でも変わらないクオリティーのものが技術的には可能な時代になりつつあると考えており、あとは提供するコンテンツの問題だけだと考えています。

 世の中のあらゆる分野でのオンライン化促進の波は、アフター・コロナの時代におけるニューノーマルとして定着していくことは間違い無いでしょう。当塾だけでなく、「地方にも素晴らしい教育コンテンツや教育インフラがある」と思ってもらえれば、それが結果として人を呼び込むきっかけともなり、地方創生・地方再生を教育面から支援する形になれればよいなと思っております。 

ささやかではありますが、当塾の「志」宣言に一人でも多くの方が共感していただけましたら幸いです。